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善導寺 (久留米市)[ぜんどうじ]
善導寺(ぜんどうじ)は、福岡県久留米市善導寺町にある浄土宗大本山の寺院。山号は井上山。院号は光明院。本尊は阿弥陀如来。 ==歴史== 1191年(建長2年)聖光上人(弁長)の開山、筑後国司草野永平の開基により創建されたという。当初光明寺と号していたが、1217年(建保5年)善導寺と改められた。 室町時代には兵火により焼失したが、江戸時代初期に柳河藩主田中氏の帰依を得て復興された。元和2年(1616年)に田中忠政により徳川家康を祭神とする東照権現宮が歓請される〔『徳川実紀』にこの記事があると「日本歴史地名大系」はしている。〕。「田中筑後守殿家人数並知行」に『五百石六斗五舛 善導寺』とある。 田中氏は無嗣断絶となり、筑後国が柳河藩と久留米藩に分割されると久留米藩領に属すようになり、久留米藩主有馬氏の庇護を受け、浄土宗の九州大本山として栄えた。現在も広大な境内に多くの江戸時代建立の堂宇が残る。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「善導寺 (久留米市)」の詳細全文を読む
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